実は、Steamのアカウントが乗っ取られていました。
アカウント復旧について調べてみると、
問い合わせても3日放置された……とか
全然返事がこない><
とかっていう情報も転がっていて、こいつはやばいぞ……なんて思っていたんですが、
あっさり24時間以内に取り戻せました。
自分のアカウントを取り戻すためにやったこととか、荒らされてたゲームライブラリ内の掃除方法とか、経験談全て書いておくので、同じ状況の人の参考になったら嬉しいです。
本人確認でつまづかなければ意外とすぐ取り戻せるので、「どーしよ(´・ω・`)」ってなってる人は元気出してください!
ついでにアカウントログインの回数制限に引っ掛かった時の解決方法も紹介しておきます。
びっくりするよね、乗っ取り。
こんな内容だよ
乗っ取りに気付くまでの経緯
つい先日、久々にSteamにログインしようとしたところ……
Steam「パスワードが一致しません!」
ぼく「!?!!?」
まだこの時点では「ん?パスワード間違えたかな…」程度に思ってました。
そこで「パスワードを忘れた人はこちら」のページに行ってみる……ものの、「該当するメールアドレス・電話番号がありません」。
んんん??
電話番号はともかく、メールアドレスは確実にアカウント取る時に使ったもの。
念のために確認してみると、「Steamにようこそ!」的なメールもメールボックスに残ってました。
このあたりから「これってアカウント、乗っ取られてるんじゃね?」と思い始める。
ちなみに、乗っ取られている場合、「パスワード忘れた人はこちら」は通用しません。
パスワードはもちろん、メールアドレス・電話番号も書きかえられてるんですよね…。
こうなったらもうサポートに連絡して「アカウント乗っ取られてるから助けてください><」するしかないです。
クレカは登録しないほうがいい
クレジットカード使ってゲームなどなど買った覚えのある僕。
万が一、クレジットカード情報をうっかり保存なんかしてたら、これ相当まずいことになってるな……。
って思ってたんですが、クレカ情報は保存してなかったので金銭面的には何ともなかったです。笑
どんなにめんどくさくても、クレカ情報は登録するべきじゃない!って思いました、ほんと。
特に、同じパスワード何年も使いまわしてる人。僕です。
乗っ取られてるかも?と思ったら
もし「ん?乗っ取られてるかも?」と思ったら、以下の3つでログインを試してみてください。
- パスワード
- メールアドレス
- 電話番号
メールアドレスと電話番号は「パスワードを忘れた人はこちら」ページで使います。
このどれも通用しなかった場合、ほぼ確実に乗っ取られてます。
乗っ取りかどうかの判断材料にするために、メールボックスなりアカウント情報を書いたメモなりで、「登録したメールアドレスかどうか?」を確認できるものが存在してると、もっといいです。
「そんなものはない!記憶しか頼りがない!」
その場合は、もう手当たり次第、これかな?と思うものを入れまくるしかないです。
ログインのやりすぎに注意
でも、あんまり「これかな?いやこれか?」ってやってると制限に引っ掛かります!
本当にこれは注意。
あんまりしつこくやりすぎると、「しばらく時間をおいてまた来てください」と赤文字で門前払いされるんです。
ロボットかどうかの確認画面が表示され出したら注意。
そろそろ制限にかかります。
制限にかかると、同一IPからはもうログイン試行錯誤ができません。
まあ、待てば解除されますが、「乗っ取りされてるかも?」なんてもやもやした気持ちのまま待つなんて正直無理です。
悠長に待ってる間に自分のアカウントで何されてるか分かったもんじゃありません。
なので、ログイン回数制限の状態を実質無効にしてやりましょう。
ログイン試しすぎて制限された!回避方法は?
ワイファイが利用できる環境の場合、ワイファイを切ったスマホを使えばこの「時間をおいてからまた来て」状態を回避できます。
パソコンとスマホは関係なく、「ワイファイのオンオフ」で回避可能です。
ログイン制限にかかってしまって困ってる人は、ぜひ試してみてください。
ちなみに、自分はパソコンでやっていたんですが、「時間をおいてまた来て」が表示されてどうにもできなくなったので、ワイファイを切ったスマホからやりました。
「アカウントに制限がかかった」みたいな言い回しでくるんで「ID同じだしダメかな……」とも思ったんですが、全然大丈夫でしたね。笑
アカウントを取り戻すためにしたこと
僕がSteamのアカウントを取り返すためにしたことをざっくり書くとこんな感じです。
ちなみに、僕の場合、この最初から最後までにかかった時間は、2日でした。
むしろ、サポート側の対応が思ってたより早かったので、アカウントを取り戻すこと自体は24時間以内に完了していました。
思ってたより早く解決できたのは、本人であることを証明する情報を出せたことが大きかったとおもいます。
この本人確認の情報がないと、もっとやっかいなことになるとかなんとか……。
手っ取り早くアカウントを取り戻すために!!!!
とにかく手間も時間もかけないでアカウントを取り戻したい!!
そんな人は、
サポートに聞かれる前に情報提供する!
ことを意識しておくのがとってもおすすめです。
アカウントを取り戻すためには、「僕はこのアカウントを所持している本人です!」という事実を証明する必要があります。
まあ、大体は「使ったことのあるクレジットカードの下四桁」とかを提示すれば済むんですが、とりあえずメアドとか電話番号とか、登録した心当たりのある情報はぽんぽん提示しておきます。
そうすることで、いちいちメッセージのやり取りをする手間が省ける!
なので、より時間短縮になるわけです。
サポートに連絡
「乗っ取られてる!」と判断した時点で、早いところサポートチームに連絡しましょう。
steamのサポートへの連絡方法は、こちらで説明しています。
ログインせずにsteamのサポートにお問い合わせするととができます。
なので、メールアドレスもパスワードも電話番号もなにもわからない!という状態でも大丈夫です。
Steamのサイト上のサポート連絡フォームで、「クレカの下四桁の番号」とか「登録した電話番号」とかを入力する項目が出てくるはずです。
とりあえず記憶を頼りに、心当たりのある情報を全て埋めておきましょう。
ここの項目は埋めれば埋めるほどいいと思います。
これ使ってないかも……?と思っても、一応項目を埋めておくとサポート側にも信じてもらいやすくなると思います。あくまで憶測ですけどね!
記憶があいまいな場合
「どっちのメアド登録してたか分からない!」
そんな場合は、一番下にある自由記入欄から
もしかしたらこちらのメールアドレスで登録したかもしれません:(メールアドレス)
と一言書いておけばばっちりです。
メールアドレスでも、電話番号でも、とにかく「どっちだか忘れたな…」という場合は、心当たりのある候補を一応書いておくとスムーズにいくはずです。
とにかく、さっさとアカウントを取り戻したいのであれば情報提供はばんばんしていきましょう。
サポートから返信がくる
僕の場合、サポート側から1回目の返信が来たのは数時間後でした。
1日も経っていません!
「まあ、早くて次の日くらいやろ、返信……」などと考えていた僕、想像よりはるかに対応が早かったのでちょっと驚きました。
ナイスサポート…!
ちなみに内容は、簡単に言うとこんな感じです。
以下の情報をできる限り教えてくれ!
これ、一番「お!」ってなったのは、ここ。
「ここに書いた情報は他の人からは見えないから安心してくれ」
サポートと連絡を取り合ったのは、メール上ではなくてSteamのサイト上なんです。
なので、この一文があるのはホッとしました。
「本人確認のために必要な情報」って、クレカの下四桁だったり住所氏名だったり、個人情報満載なので……。
本人確認の情報を提供
「本人確認のために提供した情報」は、ざっくり書くとこんなところです。
- 氏名
- 住所
- クレカ情報(一部)
- 対応可能な電話番号
とりあえず、使った覚えのあるクレカ情報はいくつか提供しました。念のために。
「情報そんなにガンガン送って大丈夫なん?」って思うかもしれません。
でも、どうしてもすぐにアカウント取り返したかったんです!!!!
背に腹は代えられん!!
もし使ったことないクレカ情報を送っていたらと思うと、
Steam「うーんこれは君のアカウント情報と一致しないね」
ぼく「あっじゃあこっちはどっすか……」
みたいな、まーたメッセージやり取りして~ってなるのがだるかったのです!!!
クレカ情報っていってもどうせ一部だけなので、手間と時間増やすなら心当たりがあるだけ送っておこうって感じでした。
アカウントを取り戻した!
本人確認の情報を送信した数時間後、再びサポートからの連絡が。
内容は、ざっくり言うと
新しいログイン情報を送ったから、それでログインしてくれ。
お、おお……解決した……!
とってもあっさり解決しました。安心した……。
すぐにアカウントを取り戻せるかも?
ちなみに、これに当てはまる人は1日足らずでアカウントを取り戻せると思います。
なのでまずは安心してください!
- Steamでクレジットカードを使って買い物をしたことがある
- Steamで購入した際の領収書が何かしら残っている
- Steamで使用した覚えのあるクレカ情報が手元にある
何らかの支払情報が手元に残っていれば、けっこうすんなりアカウントを取り戻すことができる印象です。
逆にコンビニ支払とかギフトカード系での支払いオンリーで買い物をしていた場合、しかも領収書もない場合、ちょっと厄介なことになる……かもしれません。
とりあえず、乗っ取りの可能性が微塵でもあったら即サポートに連絡してみましょう。
……でも、これだけじゃ終わらなかったんですよね。
不正ログインで受けた被害
乗っ取りされていたわけですから、何かしらやらかされているわけです。
僕が受けた被害をざっくりあげると、
- 大量のゲームがダウンロードされている
- すでに所持していたゲームを勝手にプレイされる
- DLだけして未プレイだったゲームをプレイされる
のみっつです。
勝手にDLされていたゲームの完全削除
幸いクレカとか、なんらかの支払い方法の登録はしてなかた自分。
これ本当に、心底、「登録してなくて助かった~!」と思いました。
なぜなら、乗っ取り犯によって無料コンテンツが山のようにダウンロードされていたから。
これ、もしクレカ情報が登録してあったらと思うと、恐ろしいです。
それくらい、無料コンテンツががっつりダウンロードされていました。
乗っ取られたのは約1カ月くらい
ちなみに、自分のアカウントが乗っ取られてから、約1カ月ほど経過していた様子。
というのも、ログインした覚えが絶対ない月にばんばんゲームプレイされてたんですよね。
あとダウンロードも。
今回は早めに乗っ取りに気付けたからまだしも、もし半年くらい気付けなくて、ずっと好き勝手やらせていたら……と考えると、運が良かったと思います。
ダウンロード日とか最終プレイ日が表示されるので、そういう「勝手に入れられたいらんゲーム」がどれなのか、すぐ把握できて助かります。
ゲームの完全削除
無事ログインしてアカウントを取り戻したあとは、自分のライブラリ内の「勝手にDLされたゲーム」を完全削除する作業。
これ、「一時的に非表示」とかではなく、完全削除です。
勝手に人のアカウントで、何時間もよく分からないゲームをプレイしてくれた腹いせと自己満足のために、ひとつ残らずきれいにします。
これ、調べるとかなり簡単に完全削除ができるので、勝手にゲームダウンロードされてもやもやしている人はぜひ調べてみてください。
ざっくり方法を書いておくと、
- 自分のゲームライブラリ内に行く
- 削除したいゲームを選択
- 右に表示されるメニューリストの「サポート」を押す
- サポートページの一番下部にある「完全に削除」みたいなボタンを押す
- 完了!
です。
ちなみに、「最終プレイ時間」はライブラリでゲーム選択した時に表示されますよね。
「ダウンロード日」は、この「ゲーム個別のサポートページ」で表示されます。
それと、今年中にダウンロードされたゲームは、何年の表記は出ずに「月日」だけです。
勝手にプレイされたゲーム
ゲームを勝手にダウンロードされて遊ばれた分には、まだいいんです。
消せばいいですから。
でも、問題なのは、すでにダウンロードしてあったゲームをプレイされてること。
これは、ちょっとムッとしたと同時に、「データ引っ掻き回されてるんじゃ…!?」って不安になりました。
クレカ情報を登録してなかったので、「犯人ざまあw」とか思ってたんですが、もしかしたらそうでもないことに、ここで気付きました。
だって、自分が買わなくてもアカウント乗っ取ることで人が買ったゲームを勝手に遊びまくれるわけですから。
例えれば、親がゲーム買ってくれない家の子供が、ゲームを山のように持ってる友達の家に入り浸って、好き勝手にゲームやりまくる。
そんなイメージです。
友達がオーケーしたならともかく、不正ログインされてるので、この場合は「窓から友達の家にそっと侵入して、住人に気付かれるまでゲームやりまくる子」です。
まあ、元はと言えば、同じパスワード使いまわしていた僕がいけないんですけどね!
プレイデーター上書きされていた……
勝手に何時間もプレイされていた、ゲームたち。
恐る恐る、数十時間もプレイされてた某有名オープンワールドゲームを起動してみたところ、以前遊んでたセーブデーターでばっちり遊ばれていました。
しかもセーブ上書きされてる……クソ……。
まあ、データ削除されたりとか、あからさまに荒らされてなかっただけ全然マシなんですけどね。
でも、ライブラリに元からあったゲームのうちの、ほとんどを乗っ取り犯にプレイされていたので、起動するのが恐ろしいです。
どれかしらで絶対セーブデーター削除してるやろ……。
未プレイのゲームを勝手にプレイされる
しかも、「いつかやろう!」と思って一度も起動してなかったゲームもばっちりプレイされている。
例えれば、新品未開封の状態のゲームを勝手にプレイされたのと同じです。
かなり悔しい思いで乗っ取り犯が残していった累計プレイ時間と実績バッチ見させてもらいました……。
まあ、プレイデーターまるっとリセットすればいいだけなんで、「セーブデーター上書きされた」よりはまだいいですけどね。
バッチとか実績もリセットされるといいな……。
クレカ情報とか登録してなくても、ゲームデーターが被害を被る。
みんな、乗っ取りには気を付けようね。
コメント失礼します。自分も今アカウントを乗っ取られ、メアド、パスワード共に変更されてしまいました。お問い合わせフォームに中々辿り着けなくて困っていて、もし方法をご存知でしたら教えていただけないでしょうか。
コメントありがとうございます!
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
steamのサポートへのお問い合わせ方法は、こちらで説明させていただいています!
【Steamサポートへ連絡する方法】
steamにサインインせずに、steamサポートの方にお問い合わせすることができます。
メールアドレス・電話番号・パスワードが分からなくても大丈夫です。
お力になれたら幸い!
実は私も最近アカ乗っ取られました。私は2つsteamアカウントを所有しています。メインアカウントは無事でしたがサブアカをやられてしまいました。乗っ取りに気づいたのは久しぶりにサブアカのゲームをやろうとログインしたところ、自分では興味のないインストールすらしたことのない中国産マージャンゲームにログイン履歴があったことと、steam版Lost arkにログイン履歴が残っていたことでした。ご存じの通りsteam版Lostarkは日本からアクセスできません。拙い英文メールでその旨steamサポートに問い合わせたところ、不正に乗っ取られたあなたのアカウントのパスワード解除に成功しましたregards.みたいな返信メールが1時間以内に届き素早い対応に感謝しました。その後乗っ取られたサブアカのパスワードを変更して現在まで問題なくログインできております。
コメントありがとうございます!
steamは外国圏の方も多く利用者がいるので、やはり乗っ取りは多い印象があります…。
サポートの対応が素早いとありがたいですね。無事アカウントを取り戻せたようでよかったです!
このアカウントリカバリーセッションは失効しました。「アカウントを探す」を選択して、再開してください。メールアドレスでパスワード再設定しようとしたら、上のような文字がでます、これは乗っ取られたのですか?
僕もsteamのアカウントを乗っ取られていました。
この記事がなければ対処法が分からず、steamで買ったゲームすべてを失うところでした。本当に助かりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
これを見てすばやくメールボックス見たら乗っ取りがパスワード変えた通知が来ててパスワード情報が載ってたのでそれを入力したら入れました!このサイトがあったおかげで気づけましたありがとうございます!