【ポケモンSV】歴代シリーズとの違い・洋服着せ替え要素の性別制限は?【スカーレット・バイオレット】

ポケモンSVと歴代シリーズの違い・洋服は男女共通?

ポケモンスカーレット・バイオレットを購入しようか迷っている方に向けて、今作と歴代シリーズとの違いを比較していきます。

SVには洋服や小物などの着せ替え要素はあるのか、男女の性別関係なしに着せ替えを楽しめるのかどうかもわかります。
なおネタバレはありません。未プレイの方も安心してください!

ポケモンSV全ヘアスタイル画像一覧と美容室の場所 【ポケモンSV】美容室で選べる全髪形一覧・美容室の場所【テーブルシティ】

歴代シリーズとの違い

まずは今作であるスカーレット・バイオレットと、歴代シリーズとの違いを見ていきましょう。

スカーレット・バイオレットでは、歴代のものと比べて具体的には以下の点が異なります。

  • ポケモンボックス(預り所)がどこでも呼び出せる
  • レベル上げがとてつもなく簡単になった
  • 序盤から様々なポケモンがいる
  • 野生のポケモンとのランダムなエンカウントがなくなった(意図的に戦闘を避けられる)
  • 道中のトレーナーとの戦闘をするかしないかは完全に任意
  • オープンワールド
  • 手持ちのポケモンをマップ上に出現させて連れ歩ける
  • ポケモンセンターが屋台のような店構えになってアクセスしやすくなった

これまで歴代のシリーズのポケモンをプレイしたことがある方ならなんとなく分かるかとは思いますが、とにかくあらゆる面からの利便性が上がっています。

特にレベル上げは、何度も戦闘をしなければいけない面倒くささがなくなっていると感じました。
レベリングの他にも、野生のポケモンとの戦闘を任意で避けられるようになった点や、道中のトレーナーとの戦闘が完全に任意であることなど、戦闘面において歴代のポケモンシリーズとは大きく差がつけられています。

詳しくみていきましょう。

ポケモンボックスがどこでも呼び出せる

スカーレット・バイオレットでは、ポケモンを預けることができるサービスのことは「ボックス」と呼ばれています。
これが、今作ではメニュー画面からいつでもどこでも呼び出せるようになっています。

歴代のポケモンシリーズでは、ボックスに預けたポケモンを手持ちに加えたい時などには、ポケモンセンターに立ち寄る必要がありました。
そして、ポケモンセンターの中に設置されている専用の機械からボックスにアクセスして、預けたり手持ちに加えたりといった操作を行っていました。

歴代までは、ポケモンセンターに行く必要があったため、深い森マップの探索中や洞窟の奥深くなどでは手持ちのポケモンだけで戦闘を行う必要がありました。
いちいちポケモンセンターに行かなければいけない不便さを感じた人も多いのではないでしょうか。

それが今作では、メニュー画面の「ボックス」という項目からいつでもボックスにアクセスをすることができます。
たった今捕まえたポケモンをうっかりボックスへ預けてしまった場合でも、すぐにその場で手持ちに加えなおすことができるということです。

また、捕まえたポケモンをボックスに預けずにすぐに手持ちに加えると、戦闘時に負わせた異常状態や削ったHPなどがそのままの状態で手持ちに加わることになります。
それを、ボックスを一度経由させてから改めて手持ちに加えることで、異常状態もHPも全回復した状態で早速手持ちに加えて戦闘をすることができるわけです。
ものすごく便利です。


捕まえたポケモンを預けるかどうか選べる

さらに、今作では捕まえたポケモンを早速手持ちに加えるか、それともボックスへ預けるかを選ぶことができます。

歴代のシリーズでは、手持ちにすでに6体のポケモンがいた場合、自動でボックスへと預けられる仕様になっていました。
ですが今作では、手持ちがすでにいっぱいの状態でも、ポケモンを預けるか、だれかと入れ替えにして新しいポケモンを手持ちに加えるかを選ぶことができます。

悪く言えば、ポケモンを捕まえるたびに「手持ちに加えるか?ボックスに預けるか?」と尋ねられるので、押さなければいけないボタンがひとつ増えて面倒だと思う場合もあるかもしれません。
特に手持ちポケモンがいつものメンバーで安定してきた終盤など。

とはいっても、すぐに使ってみたいポケモンを捕まえた直後に手持ちに加えることができるというのは、いちいちボックスを開く必要がないので便利なショートカットでもあります。


レベル上げがものすごく簡単

スカーレット・バイオレットでは、ポケモンのレベリング、つまりレベル上げがものすごく簡単になりました。

歴代のシリーズでは、ポケモンのレベリングといえば、以下の2つの方法でした。

  • とにかくかたっぱしから道中のポケモントレーナーに声をかける
  • 草むらを駆け回って野生のポケモンとバトルしまくる

トレーナーとのバトルは勝てばお金ももらえて、なんならポケモン図鑑も埋められて一石二鳥だったりするのですが、レベリングとして期待できるほどの人数はいません。
「現在いけるマップの中」で、さらに「まだ戦闘したことのないトレーナー」となるとほんとに少数ですらあります。すぐ終わるし。
そんなわけで、レベリングといえば草むらなどをかけ回ってひたすら野生のポケモンとバトルさせる、というのが定石でした。

だったのですが、今作からはなんと自動バトルモードがあります。
厳密にはバトルではないのですが、ポケモンが勝手に敵を見つけて戦闘して帰ってくる機能があるのです。

スカーレット・バイオレットの自動バトルモードとは、こんな感じです。

  1. Rボタンを押す
  2. 手持ちの戦闘のポケモンが、プレイヤーが向いている方向へ飛び出す
  3. 近くにいる野生のポケモンに勝手に戦闘をふっかける
  4. さらに野生のポケモンがいれば勝手に敵を見つけてどんどん戦闘する
  5. プレイヤーの元へ帰ってくる

この間、プレイヤーがやるべきことは「Rボタンを押す(押してポケモンを呼び出す)」だけです。
あとはマップ上に出現した自分の手持ちポケモンが、勝手に野生のポケモンを探して、戦闘をふっかけてくれます。

自分のポケモンが勝手に戦闘をしている間、プレイヤーは自由に行動できます
戦闘中のポケモンのそばを離れて置いて行ってしまうのもよし、近くをうろうろして探索するもよし、自撮りをして時間をつぶすのもよし、です。
なんでもありです。

そして、戦闘に勝てば経験値が手持ちのポケモン6匹全員にはいります。
戦闘に負けると、大きくHPを削られて自分の元へ帰ってきます。

そして、この自動バトルモード、呼び出した自分のポケモンはなんと瀕死状態になりません
ここが最大のポイント。

自動戦闘に負けて帰ってきても、HPが1残された状態で戻ってきます。
歴代でもそうでしたが、スカーレット・バイオレットも瀕死のポケモンはふつうのきずぐすりなどでは治すことができません。
ポケモンセンターにいく必要があります。(もしくは瀕死状態を治療するアイテムを使うなど)

なので、自動バトルモードでもし負けても瀕死状態にはならないから、という気軽さで気軽に戦闘に送り込むことができるのです。
これは、ポケモンシリーズはレベリングが面倒でプレイするのが嫌だ、という人には絶対スカーレット・バイオレットをおすすめしたいポイントでもあります。


バトルで勝利すると全員に経験値がはいる

また、スカーレット・バイオレットは普通にポケモンバトルを行って勝利しても、手持ちのポケモン6匹全員に経験値がはいります。
そのため、いつも戦闘に出すポケモンばかりが経験値をもらって他の手持ちポケモンが育たない!ということが起こりません。

これは歴代のシリーズでも、いくつかには同じ仕様がありましたね。
また、歴代のシリーズでは「特殊なアイテムを持たせると、そのアイテムを持っているポケモンが一度も戦闘に出なくても経験値を得られる」といったものもありました。
今作スカーレット・バイオレットではそんなことはなく、もう冒険に旅立ったしょっぱなからすぐに手持ちポケモン全員に経験値が入ります。
めちゃくちゃ親切設計です。

  • 自動バトルモードで気軽に経験値を得られる
  • 手持ちのポケモン全員に経験値が入る

上記2点の理由から、レベリングがネックでポケモンをやろうかどうか迷っている人には、スカーレット・バイオレットはおすすめできます。

戦闘を意図的に避けられるようになった

これは歴代シリーズとの一番大きな違いであるはずです。

スカーレット・バイオレットでは、マップ上の戦闘が完全に任意なのです。
つまり、戦闘をしたくない時は意図的に避けられるようになりました。

歴代のシリーズでは、マップ上の戦闘といえばこのような仕様でした。

  • 道中トレーナーとは目が合ったら戦闘(絶対に避けられないような配置もある)
  • 草むらを歩けばランダムで野生のポケモンとの戦闘がはじまる
  • 野生ポケモンとの戦闘を避けたい場合は虫よけスプレーというアイテムを買う必要がある

歴代のシリーズでは、野生のポケモンとの戦闘が発生するか否かは完全にランダムでした。
数の限られているトレーナーとの戦闘はともかく、野生のポケモンは無限に出現します。
ゆっくりとマップを探索したくても、いつ出てくるか分からない野生ポケモンとの戦闘を面倒に思った人もいるのではないでしょうか。

さらにそんな歴代では、「虫よけスプレー」を使って野生のポケモンとのエンカウント(戦闘)を避けることもできるのですが、これはお金で買う必要があるのでけっこうな出費になります。
特に最近のポケモンでは、着せ替え要素に力が入れられて、おしゃれするアイテムを購入するためにお金をためておきたいなんていう場面も多くありましたから、虫よけスプレーに使っている場合ではないなんて話もありました。


ですが、スカーレット・バイオレットではそんな戦闘を避けることができます。
完全に任意です。

スカーレット・バイオレットでのマップ上の戦闘は、このような仕様です。

  • 道中のトレーナーは話しかけないとバトルがはじまらない
  • マップ上に野生のポケモンが歩いているので避けて歩けば戦闘しなくて済む

歴代のシリーズをプレイした経験のある人からしたら、これはとても大きな違いなのではないでしょうか。

スカーレット・バイオレットでは、道中のトレーナーに話しかけるまで戦闘がはじまりません。
トレーナーの目の前を横切っても、ぶつかってみても、戦闘ははじまりません。
Aボタンを押して話しかけてはじめてポケモンバトルが開始されます。

また、野生のポケモンとの戦闘も避けられます。
スカーレット・バイオレットはオープンワールドということもあり、今作では野生のポケモンがマップ上をのそのそ歩きまわっています。
マップ上にいる野生のポケモンにぶつからないように歩けば、完全に野生のポケモンとの戦闘を避けて目的地に行くことができます。

野生のポケモンとの戦闘が面倒だった人には朗報でしかありません。

着せ替え要素

スカーレット・バイオレットでの着せ替え要素、おしゃれ要素を見ていきましょう。

スカーレット・バイオレットは発売前からキャラメイクの自由度が高いという点が多くの注目を集めていました。
男女の性別にとらわれない、ユニセックスなキャラメイクをすることができるので、性別は男の子でも見た目は女の子のようなキャラメイクをすることもできます。
そんな今作なので、着せ替え要素にも大きく期待をしている声がとても多くありました。

そんなスカーレット・バイオレットですが、洋服の着せ替え要素はほとんどないと思ったほうがよいです。
今作で着ることのできる洋服は、現在時点(11/19)では制服のみです。
それも、4種類のみ。

スカーレット・バイオレットで着ることのできる洋服は以下の4種類です。

  • 制服(はる)
  • 制服(なつ)
  • 制服(あき)
  • 制服(ふゆ)

 

今作は、主人公は365日制服を着ていないといけないようです。
そもそもマップ上に洋服を販売するお店が存在していません。

また、ユニセックスなデザインをうたっている今回のキャラメイク、なんと女の子でもスカートをはく選択肢がないとのこと。
プレイヤーが女の子でも男の子でも、ズボンをはくしかなさそうです。

これは、着せ替え要素を楽しみにしていた人にはとても残念ですね。
もしかしたら、今後のアップデートで洋服の着せ替え要素が追加される可能性もゼロではないので、そこらへんにぬるく期待しておくのも良いかもしれません。

帽子や靴などの小物はある

ちなみに、帽子や靴などの小物アイテムを販売するお店はあります。
洋服は4種類しかありませんが、帽子や靴などで着せ替えを楽しむことはできそうです。

また、帽子や靴などには男女の性別でデザインが異なるといったこともなさそうです。
今作ではユニセックスなキャラメイクが売りのようですので、その点は配慮されているのかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です