- 鬱ゲーが好き!
- 切ないゲームないの?
- 死ネタで泣く
- いいドットゲー探してる
そんな人に猛烈におすすめしたいゲーム、「くまのレストラン」
鬱ゲーが好きで死ネタが大好きな自分は号泣しました。そんで犬に心配されました。
が、プレイしながら泣いてほしいので極力ネタバレしないスタンスです。
念のため:あくまで個人の感想です!
こんな内容だよ
概要
課金要素は?
課金をすることで、広告除去や続編、開かずの間、着せ替えや設定資料集などなど色々と解放できる。
本編の続きである「虚無編」は360円で解放できます。
ちなみに「広告除去+続編」のセットが600円なので、それぞれ個別に課金するならこっちのが120円お得。
無料で虚無編を遊ぶ方法
課金しなくても、続編である虚無編を無料で遊ぶ方法があります。
チートとかじゃなくて、「無賃乗車」という作者さんが用意してくれた方法です。わお。
無賃乗車のやり方
たったこれだけで、無課金でも虚無編を遊ぶことができます。
しかも、9999匹といっても「広告ブースト」もあるので、永遠と一匹ずつぽちぽちする必要もない。
課金しなくても遊べる手段を置いといてくれる優しさよ!
ストーリー
こんな世界観
メインキャラクターである「くま」と「ねこ」。
2人がやっているレストランに訪れる、いろんなお客さん。
全員が、「死んでいる人・生き物」です。
ほのぼのレストラン経営ゲームかと思いきや、実は「あの世」のお話。(最初スクショだけ見たときはほのぼのレストラン経営ゲームだと思ってた)
天に昇りゆく魂に最後の晩餐を用意する。
そんなレストランが舞台の、くまとねこのお話。
ストーリーは2部構成
ストーリーは「本編と続編」の2部構成になっています。
自分なりに言えば「レストラン編・くまとねこ編」、または「天国編・地獄編」です。
続編は「虚無編」といって、「不気味な雰囲気が中心」なのが特徴。
「不気味な雰囲気」はガチです。
雰囲気ホラーっぽい要素も入ってました。暗闇を歩かされたりね。
個人的には「人体実験の産物」が一番ゾッとした。
鬱ゲー要素を求めてる人はむしろこっちが本編なので虚無編はぜひやってほしい。間違いない。
救いはある
エンディングに関するちょっとしたネタバレ。
鬱ゲーって連呼してますけどエンディングは幸せです。
少なくとも、プレイし終わった後にしばらく顔を覆って動けなくなる系ではないです。
「ああ……よかったね……」系です。そこもポイント高い。
でもどっちも好きだからオススメあったらそっとおしえてほしい。
だからおすすめ
ドット好き大歓喜
レストランなので料理を作る場面があるんですけど、音といいひとつひとつの動きといい、すごく丁寧に作られてる。見どころです。
卵を割る動作、ボウルの中の材料をかき混ぜる動作、煮えたつお鍋、皿に盛られた料理。
これが全部ドット。
あと環境音。コトッとかカシャカシャとか。
ドットゲー好きにはたまらんです!!
プレイはぜひ音を出せる環境で、どうぞ。
窓から差し込む光の描写もたまらない。
あとネコちゃんの表情がずっとかわいい。
お手軽な鬱ゲー
わりと鬱ゲーとかって長編になりがちな印象がありますけど、「くまとレストラン」は比較的ライトボリュームなので手軽に鬱ゲーをたしなめます。
なので、まあどうでもいいけど、夜中ちょっと早めに布団入ってプレイするのがおすすめ。笑
夜静かだしあと寝るだけだしで世界観に没入できた。
お手軽なのはゲームアプリの強みですな。
鬱ゲーアプリ、もっと増えていいよ。
客のエピソードが切ない
お客さん全員分の死因を見ることができるのが切なくて個人的にポイント。
お客さんには、人間だけじゃなくて動物も登場します。(鳥とネズミ)
死因は、かわいそうだったね、なものから、ちょっと笑えるもの、ただただ切ないものまでいろいろ。
お客さん全員、注文した料理とセリフ・死因から、じわじわとそれぞれのストーリーが分かってくる。
それがまた切なさを増してる気がします。
ネタバレになるけど、「ママが作ったオムレツが食べたい」って注文をしてくるおじいさんとかね。
ちなみにこのおじいさん、死因は自殺。
最後の言葉は「すばらしい人生だった」。
号泣した。
「死に関わるお話が切なくて好き」な人は泣きながら楽しめると思います。わたしですね。
ひそむ伏線
ネタバレは極力避けたいのであんまり言えないですけど
この会話は誰のセリフ?って思うような会話がちょいちょい挟まれてきます。
これがのちのち伏線となって号泣することでしょう。私はした。
こいつぁ伏線だなとは思ってたけど、予想から全然外れた上に泣けたのでちょっと悔しい。