エンド分岐「過ぎ去った夜明け」ジョニー生存・V死亡ルート【Cyberpunk2077攻略】

サイバーパンク2077のエンディング分岐のひとつである

  • ジョニー・ローグに頼るルート
  • ジョニー生存・V消滅

のエンドに関してのネタバレです。

クエストでいうと

  • 「For whom the bell tolls/誰がために鐘は鳴る」
  • 「New dawn fades/過ぎ去った夜明け」

になります。

「New dawn fades/過ぎ去った夜明け」のエンド分岐を踏むと実績「節制」を獲得します。

エンディングのネタバレ含みます。
自分でエンド見たい!という方はご注意!

クエスト「For whom the bell tolls/誰がために鐘は鳴る」

最後のメインクエストを進めると、以下の選択肢を迫られます。

  • ジョニーを頼り、ローグと協力して神輿へ向かうルート
  • アラサカを頼り、ハナコに協力して神輿に連れて行ってもらうルート

この選択肢を迫られる場面は、ミスティに屋上に連れていかれたあと。
ジョニーとの会話の最中です。

ここで、ジョニーに主導権を渡し、ローグと協力して神輿に向かうルートを選択すると「For whom the bell tolls/誰がために鐘は鳴る」というクエストが受注されるのです。
ここが一つ目のエンド分岐となります。

ちなみに、二つ目のエンド分岐はジョニーを消し去るかor自分が消えるかのどちらか。

ここではジョニーに体を渡し、Vが消滅するルートについて触れます。


ローグと協力してアラサカ社に乗り込む

屋上で例の選択肢を選んだあと、Vはジョニーに体の主導権を渡すため薬を飲みます。
そのあとの操作はVではなくジョニー視点から進み、Vは出てこなくなります。

ローグの協力のもと、人材と装備を獲得したジョニー。
計画もローグが練ってくれます。

ちなみに、アラサカ社に乗り込む準備をしている時点でローグの私室を探索できる場面があります。

ローグの部屋にある机の上を見ると、自分と仲間たちの若かりし頃の写真が飾ってあります。なんかせつない。


オルトの協力も受けて神輿へ

アラサカ社になんとか乗り込んだ一同は、はじめこそ戦闘になりますがしばらく進むとオルトの協力を得て戦闘がなくなります。

オルトの協力が得られるようになるとエレベーターも扉も開放されるので、アラサカ社の中を探索しておきたい人はここで!

最後に神輿に到着する前のタイミングでボス戦があります。
この時にローグが殺されてしまうのですが、代わりにローグの使用していた銃を入手することができます。

このボス戦が終わると、神輿は目の前。
その後の戦闘はありません。


神輿内部で最後の選択

ヨタヨタになりながら神輿に自分を接続したジョニー。
場面は神輿の内部へと飛びます。

神輿の内部には、Vとオルトがいて、ここからは会話のパートになります。

ちなみに、これまでのストーリーではV視点で操作を進めてきましたが、神輿内でもプレイヤーの操作はジョニー視点であり、VはNPCとしてこの場にいます。

ここでオルトに「Vは今や体に寄生する側になっていて、今の体の持ち主はジョニーだ。Vが生きたいのならジョニーを消し去らなければならない」といったことを言われ、最後の選択を迫られます。

そして、ここで第二のエンド分岐に繋がる

  • ジョニーを消し去りVが生還する
  • ジョニーがそのまま体の主導権を握り続け、Vを消し去る

のどちらかの選択を迫られることになります。

この選択肢、なかなかプレイヤーが試されていると感じました。

というのも、今まではV視点だったものが、ここにきてジョニー視点の操作になっているからです。

一番最後の決断を下す瞬間が、今まで操作してきたVではなくジョニーによってなのです。
ある意味、主観の入れ替わりというか、これまでの視点とは逆の立場であるという状況。
Vにもジョニーにも感情移入できてしまっている場合、考えさせられるものがある場面というか、鬱ゲーというジャンルに値するものだと感じます。

つまり、もしVを生かしたいと思えば、プレイヤーはジョニー自身に「自分が消える」という選択をさせることになります。
これまでのジョニー視点のプレイでジョニーに情が湧いている場合は、この決断を下すのはなかなか切ないものがあります…。

でも、もしジョニーを生かしたいと思った場合。
プレイヤーは、これまで「チップを取り外して自分の人生を生きたい」と散々言ってきたVを最後に見捨て、「お前を生かしたい。俺を信じてくれ」とVに言い続けたジョニーにVを裏切らせることになってしまうのです。

この第二のエンド分岐は重みのある選択肢だと感じました。


Vを消し去り、ジョニーとして生還するルート

クエストでいうと「New dawn fades/過ぎ去った夜明け」になります。

神輿の中でVを追いやりジョニーが現実世界へと生還するルート。

このルートではジョニーが「Vを生かす約束」を破る形になります。
これはミスティに連れていかれた屋上でVとジョニーが交わした「ローグと一緒に神輿まで行って、そのあとはVに体を返す」という約束。

神輿内の泉と呼ばれる寝台のようなものに横たわることでジョニーは現実世界に戻ることができるのですが、泉に横たわるまでにVからの妨害を何度か受けます。挙句にVから裏切り者呼ばわりされます。
若干VがかわいそうというかVに申し訳なく思えてくるエンディング。

最後の最後、ジョニーが現実世界に戻る直前にVは「俺のことを忘れるなよ」と言い残します。

そして現実世界に戻ったジョニー。

ジョニーは身だしなみを整えたり鏡を見るたびにVのことを考えずにはいられない状態で、忘れるどころかVのことをずるずる引きずりながらナイトシティで過ごしています。

そして、ギタリストになることを夢見る近所の少年とギターショップに行くことに。
ちなみに、この近所の少年が着ている服はVが序盤の頃に着用していた「Vのお気に入りのTシャツ」という名前と同じデザインのTシャツ。
説明文によると、ジャッキーとの初任務の後に購入したTシャツとのこと。
Vの影がちらちらしていますね。

ギターショップに寄ったあと、ジョニーは墓場に訪れます。

この箱型のものひとつひとつがお墓だそうで。

箱を開けて、Vの頭から取り出した弾丸のネックレスをお供えします。
その後、お墓には「夢追い人 V」の文字が。
もしかしたらストーリーでどんな選択肢を選んできたかによってどんな文字が刻まれるのかも変わるのかもしれません。

お墓を後にしたジョニーは、バスに乗り込みます。
席を調べると「ナイトシティを離れる」という選択肢が表示されます。

つまり、残りの人生はナイトシティとは別の地で過ごしたという終わりなのでしょう。

Vのお墓にネックレスをお供えする時、「どのみちお前の顔がついてる限りお前のことは忘れられない」と言っていました。
別の地に行ってもVのことを引きずりながら生きるのか、それとも耐え切れずに顔のパーツを変えてしまうのか…。後の想像はプレイヤー次第といったところでしょう。

とはいっても、バスが走り去る間際、ジョニーは「忘れはしない、何一つな」といった台詞をつぶやきます。

このセリフから、まぁ多分Vのことも含め全てを背負って生きていくんだなぁと考えることもできるのですが、このルートは「Vに体を返す約束を破った後のルート」なのです。
ジョニーの最後のこの言葉を信じるのか、それとも「約束を破った前例を考慮する」のかはプレイヤー次第……。


ミスティ占い

最後にスタッフロールと共に各キャラクターからVに向けたメッセージが入ります。

メッセージの中で一番最後にある、ミスティによる占い。
実はエンディングの種類によって、このミスティの占いの内容とそれに対するミスティのコメントが変わります。

「New dawn fades/過ぎ去った夜明け」のエンディングを踏んだあとのミスティ占いでは、ミスティは以下のタロットを引きます。

  • 吊るされた人
  • 魔術師

ミスティによると、これらのカードは死を意味するとのこと。
最悪のカードが揃っているそうで、とにかく連絡をしてほしいとVに対してメッセージを残していました。

「New dawn fades/過ぎ去った夜明け」エンド後のスタッフロールでは、各キャラクターたちは「Vが生きてるのは知ってるけど連絡がなくて心配している」という雰囲気でメッセージを入れていました。

アラサカ社に協力するルートのエンディング後のスタッフロールと比較するとわかるのですが、このエンディング後のスタッフロールメッセージでは「Vが生きている前提」という雰囲気が強く出ています。

恐らく、Vの体を得て生還したジョニーはかつてVと面識のあった人物たちには一切連絡を取っていないのだと考えられます。

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